通夜と葬儀と告別式の違いは何ですか？

通夜は遺族や近親者をはじめ、故人とごく親しい人たちが別れを惜しむためのものです。その方々以外は告別式に参列していました。最近ではその区別がなくなり、都合のつくほうにご参列されているようです。故人と親しい方は、通夜、葬儀・告別式の両方に出る方が多いです。通夜は故人と親しかった方々と食事を共にすることで、遺族が故人の知らない部分を発見するなど慰めの場になっています。

葬儀は仏典に基づく仏教儀式と告別式から成り立っています。会葬者が多い場合、葬儀と告別式を別に設ける場合もあります。以上のように、通夜、告別式ではなく、通夜、葬儀ならびに告別式であることにご注意ください。
（全日本仏教会）